2014年9月12日金曜日

30cmキューブでメダカ水槽立ち上げ(失敗)

ずっと前、衝動買いしたものの使わず仕舞ってあったエーハイムの30cmキューブ。
それをメダカ水槽として立ち上げ、大失敗した記録です orz 
 
メダカは幹之メダカというのが気になっていて、飼育して増やせたらいいな~なんて
夢見て立ち上げを決意!
チャームで一番安い弱光ペアってのマークしてたのですが、買おうと思った日には
既に売り切れ、他は価格が高すぎて断念。無念。
結局 特売に楊貴妃メダカ10匹で900円てのを見つけてコチラを購入。
 
さて、水槽の立ち上げですが
60cm陰性系水槽の方の底面式慮過が思いのほか調子が良くて気にいっていたので
30cmキューブでも底面式を導入。
また、メダカは基本的に止水を好み水流を嫌う魚だという事なので、強い水流が起き
ないエアーリフト式の底面慮過のみとしました。
ほとんどのサブストラットプロを60cm水槽の方で使い果たしてしまったので、底面部の
ろ材は、大量に余っているエーハイムメックを敷き詰めました。
がしかし、これが後に大失敗に繋がる原因になります・・・。
 
ろ材の上に、ウールマットを薄く裂いた物を敷き、上に溶岩砂を敷きました。
溶岩砂はマスターサンドより粒子が大きいだけで、基本的には同じものだそうです。
 
更に、溶岩砂の上に赤玉土を敷きました。赤玉土はメダカ飼育では良く使われている
定番の底床材みたいです。
赤玉土ってもっと粒が硬いのかと思っていたら、粘土みたく軟らかいんですね。
枯れ枝や落ち葉などのゴミや、砕けた粒子でかなり汚れているので入念に洗って
から使います。
注水中の様子です。とけた土でモヤモヤ~と濁りが出るかなと予想してたのですが
シッカリと洗っておいた成果か、ほとんど濁りませんでしたね。 
ライトは自作LED照明。というかコンセプトがLED水草育成なのでLED以外使う気が無い。
この水槽のライトはとりあえず40cm水槽の自作LEDライトを流用中です。
そのうち30cm用のも作ろうかなと思ってます。
 
メダカを入居させて1週間目、まだ平和だった頃の様子。
底の赤玉土の隙間に落ちたエサを探してるんでしょうか。底床をほじくる仕草が
可愛らしくて好きです ^^
水草はマツモとグレートモスを入れています。この頃は水草の生育も順調でした。
 
2週間を過ぎた頃、突然メダカが病気になり出しました。
尾ぐされ病と水カビ病の併発です・・・10匹中で8匹が発症しており、内3匹が重症。
すぐに隔離してメチレンブルーで薬浴。しかし甲斐なく数日中に2匹が☆に。
病気が治ったメダカ達は、屋外の発砲容器での飼育としました。
メダカは屋内飼育より、外で太陽光を浴びてた方が元気になるそうです。
 
この時辺りから水槽の水質が変だと感じていて、水が少し臭い気がしていました。
なんというか腐卵臭のような生臭いような悪臭。
それはどうやら底面慮過の水がリフトして来るエアーのブクブクから出てる様で、
換水すれば一旦落ち着くものの、3~4日程度でまた臭うようになり・・・
そして、最初は元気に成長していたマツモの生育もピタリと止まり・・・
 
最終的には、アオミドロだらけになりました・・・
水槽には病気を免れた2匹だけしか居らず、故に日々のエサの量も僅かなのですが
1/3換水を毎週やれどもアオミドロでどんどんドロドロになる怪奇。
現在は、あまりに水槽の状態が酷いので、残り2匹のメダカも屋外容器で飼育中。

水槽の水質が悪化して失敗した原因ですが、おそらく
慮過の一番下のろ材に使ったエーハイムメックが良くなかったのではと思っています。
底面にリングろ材を敷いたので流れのない止水域が大量に出来、そこへ汚泥が溜って
水を腐らせていたと思われます。
ケチらず素直にボール系ろ材(サブストラットプロとか)にすべきでした・・・反省
 
ですが、外にある発砲容器での飼育状況はイイ感じです。
水は薄っすらとグリーンウォーター化していて、30cmキューブ水槽ではメダカ達は
抱卵する事がなかったのですが、今ではたくさん稚魚達が泳いでいます。

この調子で、メダカに増えてもらいたいな。

4 件のコメント:

  1. 底面濾過にろ材はいらないですよ。デメリットしかありません。ウールもいらないです。理由はココでは書き切れませんが。。。
    大磯か溶岩砂など、ソイル以外の低床のみで想像以上の濾過能力をはっきします。
    メダカさんたち、元気に育つといいですね。

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  2. 私も今回の失敗で下手な事はやらないほうがマシだなって思いましたw
    60cm水槽の底面慮過ではボールろ材で今の所はトラブルないですが、おっしゃる通りウールはダメっぽいです。ウールマットの所に汚泥が溜りつつあって・・・後々詰まって水質悪化が懸念されます。やっぱシンプルに底床だけがベストのようですね。

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  3. はじめまして。そらと申します。宜しくお願い致します。
    LEDライトの自作を探してる過程でこちらに辿り着きました^^

    同じような底砂で水槽を立ち上げた事があるので、個人的な経験による所感を的外れとなってしまうかもですが、ちょっとだけ入れとこうと思います。

    赤玉はソイルと同じ感覚で使うと、何が効いてるのかよく判りませんがコケが易い印象があります。特に溶岩砂と合わさると光量とかの他の条件によっても左右しますが、写真のような髭状の長いコケがよく生えます。更には水草水槽ですと添加剤を入れるので、尚更加速しがちです。慣れないとこの状態で程よい水景を維持するのは、これらの土を使い慣れてる人以外では難しいのではないかと思います。

    それは、水槽外でプランターを用いたビオを作った時も同様で、太陽光が強い為、一緒に入れていた水草がことごとく巻きつかれて無残な姿になります。
    なので、赤玉土は少量に引くのが無難かもです。逆に少ない場合は、綺麗な青水が形成され、この状態だと髭状のコケはそちらが養分を使う(あとは遮光の関係かもしれません)ようでほぼ育ちません。そっから何かを添加して栄養豊富な水に変えてやると、青水が一気にクリアーとなり髭コケが優勢になります。この状態から元の青水に戻す為に、換水で栄養分を減らそうとしても赤玉からまた栄養分が出るらしく中々難しい状態となります。この時は、浮き草類を投入してあげると、肥料を一気に吸い上げてくれる&遮光効果(あっという間に水面を覆いつくすので)があるので、髭状のコケ類は時間経過でほぼなくなります。ただ、浮き草類が肥料分を吸いまくるので、青水状態ではなく、クリアーな水となります。青水状態がよければ、浮き草を減らし、水中への光量増加&栄養素の適度追加で元通りとなるかと思います。

    個人的な感覚(外ビオでの栄養や光の優勢度)だと

    浮き草優勢>青水優勢>髭状コケ優勢

    で推移しているような気がします。あくまで、飼育経験からの考察で、何か実験比較を行ってるとかではない、個人的観測でしかありませんが・・・^^;

    と言う訳で、室内水槽でも水面が多少覆われるのに違和感がない様な水景の場合には水草を浮かせて、無駄な肥料分を採取をさせておくと、髭状のコケの優勢度は自然と収まりますよ。酷い時は、勿論人力で取っておくのと、エビ類に多少頑張って貰えば収束は早いと思いますが。

    水の臭い(エアから発生してる)については、匿名さんの言う事が全てだと思います。私も上で色々語っちゃったので、詳細は省きますが30cm水槽だとその厚さは厚過ぎ&ウール邪魔が答えかと。kenさんが気が付いておられるように、リングろ材部分はその構成だとかなり危ない状態となる事があります。リングろ材じゃなければ、もう少しはマシだったかもですが・・・。
    底砂混ぜたくない時は、例えば、網戸とかホムセンで切り売りで安い&それなりに丈夫で使いやすかったりしますよー。小型の場合は洗濯ネットとかもいいですしね。

    長くなってしまいましたが、LED照明で色々と勉強させて頂いたので、それらのお礼を兼ねて、お話させて頂きました。(嫌がらせの長文ではないですよ^^;(苦笑))

    これからも立ち寄る事があるかもしれませんが、宜しくお願い致します。

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  4. そらさん はじめましてー
    いえいえ、先駆者様の詳しい経験談はとても参考になり助かります!
    大量にコケが出て換水をいくらやっても収まる気配がなかったのは赤玉土でしたか、下手な使い方するとコケやすいんですね。
    おっしゃる通り、屋外の容器で赤玉土を薄く敷いた方ではコケは出ずに青水になってて現在もコンディション良いです^^
    ちょっとの事で差が出ますね、水質って微妙なバランスで成り立ってるんだなぁってつくづく思いました。
    底床の仕切りに網戸ネットはイイですね!ウールじゃなくてネットにすればよかったぁ~。
    最近は忙しく、なかなか記事更新できずにいますが また是非よってくださいねー^^/

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