2013年7月28日日曜日

うちの水槽にわいた害虫たち

我が家には現在、40cm水槽と60cm水槽とボトル水槽があるんですが
60cm水槽だけ多数の害虫が発生してしまい困っています・・・

●カワコザラガイ
笠貝型で、体長は2~3mm、体は白色で貝は半透明。移動速度はとても鈍いです。
水草を食害することはないそうですが、ガラス面に多数居るとウザイです。
繁殖力があって硬度が高い水槽では大量増殖するそうですが、うちは軟水で低硬度だから
それほど大量には居ません。しかし取っても取っても翌日には何匹かいらっしゃる・・・
小型で平べったいのでソイルの隙間にも居るし、水草に付いてる時は殆ど判らないから
完全に駆逐できそうにないので共存の道を行く事になりそう。
    
 
●プラナリア(アマゾン産)? グロイので写真は小さくしました。
体長は2~5mm、白濁色の体。体長の割りに移動速度が速くて動きが気持ち悪い。
ウジャっとガラス面に居るのを最初見た時は何か虫の幼虫でも湧いたと思ってビビリましたw
で、次の日の朝になったら忽然と姿が消えており凄く不気味・・・
ネットで調べた限りでは、アマゾン産プラナリアってのが姿形が酷似していますが、
本当にプラナリアだったのかよく判りません。
アマゾン産プラナリアは、普通のプラナリア(ナミウズムシ)と違って頭が三角じゃなく真っ直ぐ、
体格も小型、餌にあまり寄り付かないのでプラナリアホイホイでの駆除は難しいそうです。
   
  
●その他の珍入者、ヤゴw
たぶんイトトンボのヤゴです。
購入した水草に卵が付いていて孵化したんでしょうか?
今の所の体長はミナミヌマエビの大きめの稚エビくらいのサイズですが、このヤゴは成長しても
魚は食べず、ボウフラや赤虫などを食べるそうです。
強制退去させるのは気の毒だし、プラナリアを食べるかもしれないから放置。
   

2013年7月25日木曜日

60cm水槽の照明のメイン白色LED交換

水草の不調はやっぱり肥料不足なのかな?と思って
チャームさんで購入したプランツグリーンという肥液を添加してみましたが
相変わらず水草が元気になった実感は得られず・・・
やっぱりLED照明がダメなのかと、ついにLED照明本体に手を付けました。
   
メイン白色LEDに使っていた激安の中国LED(OptoSupply-3W白色パワーLED)を
全部ひっぺがしました(憎しみを込めて)

新しく採用したLEDはコレです。CREEのXlamp XP-Gで、ランクR4、IF最大1.5A。
光束:130ルーメン(@350mA)、243ルーメン(@700mA)、433ルーメン(@1.5A)
コレを8個です。コストは秋月電子にて1個なんと100円でした! 正に超特価ですw
LED通販サイトとかじゃ1個¥600前後が相場だったと思いますよ。
ただ、このLEDはリフロー半田仕様なので手ハンダではアルミ基板に取り付け不可能な
ので、手作業リフローハンダをしないとならず面倒でした。
とは言え、米LED大手の高性能LEDが激安で手に入ったんだから全然OKです。
  
まだ集光レンズを付ける前の写真ですが、本体にCREE XP-Gを付けた状態です。
良いLEDです!とにかく明るいし、色調も綺麗。
あまり明る過ぎるコケが怖いのと発熱で本体が熱くなるので程々にしようと思って試しに
約500mAで点灯してみたら、
レンズ搭載、60cm直下の照度がアッサリと4000ルクス超え! もうコレでOKですw
流石CREEのLEDだぜ。
そして、メインLEDを一新したLED照明で、次の日の水槽の様子は ↓
 
横へ曲がってたロタラがちゃんと上を向いてくれてましたよ!
そして気のせいか、なんか透明感が増したような印象になりました。
あと水草も綺麗に見えるようになった感じ、気持ちの問題かもしれませんけど・・・
とにかく光の質は重要だなと痛感、安いからって安易に良く判らないLEDを使っちゃダメ
なんだな~ また一つ良い教訓になりました。 
   

2013年7月22日月曜日

60cm水槽 その3の続き

自作LED照明を使った水草水槽の第二弾、60cm水槽の水草の経過の続きです。
この60cm水槽は何が悪いのか、どうにも水草の生育が不調なのですが
育ちが良いものもあります。テネルスとコケです。
  
Ech.テネルス、ヘアーグラスは失敗しそうだけど、テネルスは順調に密度を増してます。
ランナーを伸ばして増殖中♪
似たような草のピグミーチェーンサジタリアに40cm水槽で挑戦したけれど、ここまで
上手く生育してくれませんでした。
あまり光量が強くなくても育つ水草じゃないとLED照明の水槽では苦労する感じ。
  
問題なのが、この水槽ではコケの生育がとてもいい・・・
ガラス面にはベッタリと緑色のコケが付着している。40cm水槽ではここまで大量発生は
しなかったし出たコケも茶色っぽい奴でした。
こうなったのは多分
40cm水槽の方は赤LEDが波長625nmだったので効率が悪くてあまりコケが出なかったが、
この水槽には光合成に有効的な660nm赤LEDを使ったせいで出てきたのかもしれない。
   
40cm水槽には出なかった、このコケがついに登場・・・黒髭コケ(ハケ状藻)です。
学名:Audouinella spっていう紅藻類の一種らしい。
こいつ等はフィコビリンという色素をもっていて、普通の植物が利用できない緑色光、
波長500~600nmを効率よく光合成に利用してしまう厄介者。
これが出てくるってことは使用したLEDの光は緑色成分が過剰なのかもしれないなぁ。
  
こんなコケも発生していました。(ちょっと写真見難いですが)
古くなったオークロの葉から、灰色をした細い根っこ状のコケが生えていました。
たぶんコレも紅藻類の一種かなと。水流で揺れる様は気持ち悪いですw 
いまのところ広がっていく様子はないので放置していますが、水草の生育が悪いからって
追肥とかしたらコケが蔓延しそうで怖い・・・
  
でも、コケが豊富なのでレッドラムズの生育が凄く早いです。
稚貝達は既に体長1cm位まで急成長してて、いま増殖モード全開で大量に産卵中・・・
卵はガラス面の目に付く所だけでも5箇所以上。
対照的に40cm水槽のレッドラムズはまったく産卵しないので、餌が豊富にあると判ると
増殖スイッチが入るみたいですね。   
   

2013年7月19日金曜日

60cm水槽 その3

水槽の立ち上げから5週間、本命水草を植えてから3週間目、CO2の添加を開始。
かなり手遅れ感がありますが・・・CO2不足が水草の生長不調の原因かなと思って。
  
パレングラスは時間が経つと白いセラミック部分がコケってドロドロになって詰まるので
メンテナンスが簡単そうだと思ってエアストーンにしました。
添加に使っているストーンはチャームで買った18mmの#180です。
手持ちのパレングラスよりも泡が細かく、糸のように泡が登るので気に入っています^^
  
ヘアーグラスショート、相変わらずあまり成長が見られない。
微妙に新芽っぽいのが出てきた気もするし、枯れていく速度のほうが速い気もする。
なかば諦めつつ、様子見。
   
ロタラ・インディカ、 こちらは新芽がたくさん出てきています。
でも赤い水草のはずなのですが・・・今の所は全体的に緑色です。これから赤くなって
いくんでしょうか? 
  
ロタラロトンディフォリア、グネっと変な方向に曲がってあまり伸びないなぁと思ってたら
下から新芽が展開していました。なぜか凄く匍匐しています。
底を舐めるように這って行くが、場所が石組の裏なのでレイアウト貢献度がゼロです。
・・・今後どうなるんだよって ツッコミたくなる感じ。
   
ハイグロフィラ、CO2無しでもグングン育つ水草のはずが、この水槽では成長がスローです。
まぁそれはそれで良いんですが
60cmと40cm水槽のハイグロフィラを見比べてて気がつきました。
40cm水槽からトリミングして移植したのに葉の形と色が違うってことに・・・
この60cm水槽の方は、葉が細く尖がってて、ライト点灯中も頂点の葉が上を向く。
あとはグリーンが薄くて色合いが茶色っぽい。
   
こっちは40cm水槽のハイグロフィラです。葉っぱは丸みを帯びていて大きいです。
グリーンも鮮やかで濃い色です。葉も艶やかで健康的な感じ。
うーん、こうも違いが出るもんなんだなと驚き。でも素人の私には原因がわからないw 
一応、肥料不足か照明に原因があると思うんだけど。

果たして どうなる60cm水槽・・・続く
   

2013年7月12日金曜日

60cm水槽の立ち上げ その2

自作LED照明を使った水草水槽の第二弾、60cm水槽立ち上げの続き。

前回で石を配置して注水した後、1日後に全換水して40cm水槽からトリミングした水草達、
ルドヴィジア レペンス グリーン、アマゾンチドメグサ、オーストラリアン・ノチドメ、
ウィローモス、ハイグロフィラを適当に入れて2週間ほど放置しました。
理由は、いざ水槽を立ち上げたものの肝心の60cm水槽用LED照明が完成していなかった
からで。ずっと空回しもなぁと思ってw 代替照明は市販のLED電球を2個です。
  
そして2週間後、注文していた本命の水草が届いたので植栽 ↓  
入れたのは、ロタラ・インディカ、ルドウィジア・ブレビペス、Ech.テネルス、ヘアーグラスショート  アヌビアス・ナナ、あと40cm水槽でトリミングしたロタラロトンディフォリアです。
ナナは残留農薬を除去後に入れるため別容器に移してあって、後ほど導入予定。
写真上では代替にガラスボトルで栽培予定の組織培養ナナ(無農薬)が入っております。 
    
そしてコレが、植えてから約2週間後の様子。
何故だかロタラロトンディフォリアが一方向へグニャっと曲がったまま直らないぜぇ。
曲がった方向は窓と逆だから外の光を求めたワケじゃなさそう・・・うーん。
ヘアーグラスショートは水上葉を植えたので、一旦は枯れてしまうそうなのですけど
問題なのは全く新芽が展開してこないこと・・・泣きそうになりつつ様子見。

あと、他の水草全てに言えるのですが 全体的に育ちが悪い(遅い)気がする。
40cm水槽ではあんなに育ちが早かったオーストラリアン・ノチドメとハイグロフィラすら
あまり伸びてこないし、レペンス グリーンは成長が止まったかの様だ。
今回使ったカスタムソイルってのが肥料分が薄いソイルなんだそうですが、底床肥料を
使ったから大丈夫と思ったが・・・う~む、水草育成は一筋縄では行きません。
もし状況がこのままならイニシャルスティックを追肥しようと思います。
あと考えられるのは、今回の60cm水槽用LED照明が育成に良くないって事でしょうか。

今回作った自作60cm水槽照明は40cm照明での問題点を踏まえて製作したつもりでした。
光が水槽に分散するように白LEDを多数を離して配置。明るさもUP。
そして今回、赤LEDを625nmじゃなく光合成に効果的といわれる波長660nm赤LEDを使用した。
他、波長400nmの紫LEDを入れてみたり、電球色LEDを入れてみたり、細々とやってますが
あまり意味はなかった感じ ^^;
それより、値段が高い660nm赤LEDを使ったからって、白LEDを中国メーカーの安モンにして
しまったのがダメだったかもしれない。
   
それがこれ、秋月電子にて買った激安の3W白色LEDである。
メーカーは中国のOptoSupplyで、基板無しLED単品なら1つ150円というお値段w
LEDが大粒で扱い易く、コレに使える集光レンズも豊富です。
問題は、データシートが大雑把&スペクトルグラフが無い点、故に波長がどうなのか判らない。
最初は白LEDならどれも似たようなスペクトルだろって思って気にしていなかったけど
実際、水草の育ちが悪いのを目の当りすると、コレせいじゃないかって思えてくる。
    
続き 

2013年7月9日火曜日

60cm水槽の立ち上げ

自作LED照明を使った水草水槽の第二弾、60cm水槽です。
記事として紹介するのが随分と遅れてしまいました。
実際に立ち上げたのは今から1ヶ月も前になりますw
 
ソイルはカスタムソイルブラック8kg。
使い易いって口コミが好評だったのと、値段が安めだったので何となくコレに。
   
底床肥料にはトロフィカルBase 2ℓ。
ADAパワーサンドの代用になるんじゃない!!? と、かなり期待しています。

水槽はテトラ_RG-60です。トロフィカルBaseは2L入りを全部敷きました。
 
ソイルは8kg全部入れたのですが、十分な傾斜をつけるには足りなかったです。
手持ちの風山石を適当に並べて出来上がりw
カスタムソイルは水を入れた直後から濁りが殆どなくて透明感が良好です。
粒も細かく、粒子が硬いので水草が植え易い ^^
これで水草の育ちが良かったら次回もリピートしたなーと思っています。
 奥にポツリと植えてあるのは、ルドヴィジア レペンス グリーン。
40cm水槽で調子を崩しててレッドラムズホーンに群がれてボロボロになっていた
残骸の使えそうな部分を、とりあえず植えてみました。

続き  

2013年7月5日金曜日

自作LED照明の詳細ページを公開しました

やっとLED照明の製作作業記録など、詳細についてのページが完成しましたので
公開を開始しました。
ほんとうなら もうちょっと早めに公開しておきたかったのですが、色々あって時間が
かかってしまいました m(_ _)m
詳細ページへは下記のリンクの他、ブログの上部タブからも飛べるようしました。
  
LED水草水槽TOPページ
自作LED水槽用照明(40cm)の製作記事

その他、60cm水槽用LED照明、ガラスボトル用LED照明については製作中です。
もうしばらくお待ち下さい。  

2013年7月2日火曜日

立ち上げから11週間経過

自作LED照明を使って、初めての水草水槽を立ち上げて11週間。
7月に入りました。水槽の空冷ファン買ったものの
あのときの猛暑が嘘のように涼しいので、ヒーターは入れっぱなしw
  
さて、自作LED照明の詳細記事もいいかげん掲載したいと思ってます・・・
それと、新たに立ち上げた60cm水槽の方の記事もそろそろ投稿します。
どちらも随分と放置していたから今更感がありますがw 
今週中にはアップしたいです。 
ピグミーチェーン・サジタリアはもう限界だと思ったので、水槽から引っこ抜きました。
前景草はオーストラリアン・ノチドメだけに。
  
抜いたピグミーチェーン・サジタリアはガラスボトルに避難中。
しかし植え替えは避けた方がいい水草らしい、それにコンディションも悪いから
もうダメかも。でも奇跡に賭けたいと思いますw
ガラスボトルは、昔の味付け海苔のガラス容器で、物置の奥でホコリかぶって
いたのを引っ張り出しました。水量は4Lほど入ります。
ろ過は、GEX-イーロカ(濁り取り)。
照明は自作LED照明で30cm直下で3500ルクスくらい(660nm赤LED入り)